今回はノンアルコールビールのダイエット効果について書きます。とら自身は毎日の晩酌をやめて禁酒状態になってから早1年が経ちますが、お陰さまでで体重は順調に減って学生時代の頃の体重に戻り、ビールっ腹は見事にへこみました。
この記事では、とらの体験も交えながら、ビールのカロリーや糖質、その他「ビールを飲むと太る」と言われる所以を調査しつつ、毎日のビールをノンアルコールビールに変えてみるとどれだけのダイエット効果があるのか?について書いていきます。
とら太鼓判!まるでドイツビールな満足度が半端ないノンアルコールビールはこちら。
もちろん通常のビールよりもカロリーが低いので、ダイエットにもおすすめ。
目次
ビールに含まれるカロリーや糖質

ビールの世界は奥深く、大手メーカーのビールからご当地ビールまで、日本国内でも沢山の種類のビールが販売されています。
とら自身は「ビール好き」程度なので効きビールを楽しめる程の実力は持ちあわせていないのですが、それでも、その日の気分に合わせてビールを選ぶのは楽しいものです。
しかしながら、ビールを飲む時に気を付けたいのはカロリーや糖質です。
美味しいからと毎日飲んでいると、気づかぬ間に体重が…なんて事にも成りかねません。
ビールっ腹とはよく言われますが、内臓脂肪についても気になりますね。
ビールに含まれるカロリー
ビールには様々な商品がありますが、含まれるカロリーについても商品によって少しだけ幅があります。
日本の大手メーカーから販売されているビールのおおよそのカロリーは下記の通りです。
- 100ml当たりのカロリー: 40 〜 48 kcal
- 1缶(350ml)のカロリー: 140 〜 168kcal
その他の食品と比較して考えてみると…
- 普通盛りのご飯(140g)のカロリー: 235kcal
- 1尾の焼きアジのカロリー:164 kcal
ご飯1杯分のも満たない値と考えると、ビール自体は実はそれ程多くのカロリーが含まれていないことが分かります。
ビールに含まれる糖質
糖質もビールの種類によって様々ですが、大体以下の範囲に収まります。
- 100 ml当たりの糖質: 2.9〜5.0g
- 1缶(350ml)の糖質: 10.15〜17.5g
ちなみに、100gのご飯で36.8g程の糖質が含まれています。半分に満たない含有量といったところでしょうか。
ビールに含まれるアルコール分
日本のビールのアルコール分は、多くは「5.0〜5.5%」と表示されています。
海外ビールもヨーロッパのビール(ラガービール)は同等程度と考えて問題無いでしょう。発酵方法が異なるエールタイプのビールの場合は、もう少し高い水準になる傾向があります。
但し、エールビールにも種類によっては4%台のビールもあります。たとえば、ヤッホーブルーイングが出している「水曜日のネコ」はアルコール度数が4.5%程度で、女性の方でも飲みやすいですね。
ワインや焼酎、日本酒等はもっとアルコール度数は高いです。よって、アルコールは含まれているとはいえ、5%前後は飲みやすい度数であるといえるでしょう。
海外ビールでは55%、67.5%などまるでウォッカのようなビールもあります!もはやビールというより、アルコールの味がしそうですね。
ビールに含まれるプリン体
こちらもビールの種類によって幅はありますが、総じて下記の通りです。
- 100 ml当たりのプリン体: 3.3〜6.9mg
- 1缶(350ml)のプリン体: 11.55〜24.5mg
地ビールなどでは更に上回り、多いものでは100mlで16.6mgのプリン体を含むビールもあるそうです。他のお酒と比較しても、ビールに含まれるプリン体の量は非常に多いです。
例えば日本酒は1.2mg、ワインは0.4mg程度とほぼ気にする必要が無い量となります。ビール=プリン体というイメージを持っている人も多いとは思いますが、改めて通常のビールにはプリン体は多く含まれている事は覚えておきましょう。
プリン体は、もともと体内にも存在する成分でほとんどすべての食材に含まれています。食物などから身体に取り込まれたプリン体は分解されて尿酸となり、血中に含まれ腎臓を経過して不要な分は体外へ排出されています。しかし、排出される量よりも血中に蓄積される量が上回ると、尿酸は結晶化してゆきます。結晶化した尿酸に対して身体が反応し炎症を起こすと高尿酸血症となり、痛風を引き起こすと言われます。美味しいものは沢山食べたい・飲みたいと思ってしまいますが、摂り過ぎには要注意です。
ノンアルコールビールは

最近では「カロリーゼロ・糖質ゼロ・プリン体ゼロ」を謳い文句にノンアルコールビールが販売されています。ノンアルコールビールと販売されているものの成分はこのようになります。
項目 \ 容量 | 100mlあたり | 350mlあたり |
---|---|---|
カロリー | 0〜12kcal | 0〜42kcal |
糖質 | 1.4〜3.0g | 4.9〜10.5g |
プリン体 | 0〜4.0mg | 0〜12.0mg |
アルコール分 | ゼロ | ゼロ |
ビールと比較すると、カロリーは約1/3以下、糖質は約1/2以下に抑えることが可能です。
但し、プリン体については場合によっては通常のビールよりも高いものもあるので、摂取制限を受けている方は注意してください。プリン体は麦芽に多く含まれています。
たとえば「サッポロ プレミアム」など麦芽100%のノンアルビールは、通常のビールと変わらない量のプリン体を含んでいます。
ノンアルビールを含むノンアルコール飲料を選ぶ際に注意すべき点をもう一つ。日本の酒税法ではアルコール分1%が未満のものについては「ビールテイスト飲料」としています。酒屋の中のノンアルコール系飲料の販売エリアには、これらビールテイスト飲料がまとめて置いてあり、その中には完全ノンアルコールではなく微量のアルコールを含む「ローアルコール飲料」も存在します。特に運転中などは微量に含まれているものでも沢山飲めば立派な飲酒となってしまうので注意してください。
カロリーや糖質だけじゃないビールの落とし穴

ビールのカロリー・糖質・プリン体については分かりました。
一見すると、カロリーなどがそれほど多く含まれていないビールは飲み続けてもそれほど問題が無いように思うかもしれません。しかしながら、カロリーや糖質以外にも懸念すべき点がいくつかあります。
アルコールを飲むとおつまみがすすむ
ビールをはじめとしたアルコールは、胃壁への刺激が胃酸の分泌を促進し食欲を増進させます。
また、ビールに含まれる炭酸やホップ成分の苦味は胃壁への刺激が強く、食欲増進効果は更に高いと言われています。アルコールを摂取すると体内の水分バランスが崩れ、体が水分や脂肪分を欲します。この時、アルコールによる脳へのリラックス効果も相乗して、一緒に食べるおつまみも同様に増えてしまうのです。
酔っていい気分になっている時には、お腹がすいてついつい食べすぎてしまいます。あっという間に一日の必要摂取カロリーオーバーなんていうこともありますのでご注意を!飲んだ後は塩分を欲して思わずラーメンを食べたくなりますが、見た目にも分かりやすく相当量のカロリーを摂取していることになります。
アルコールは余ったエネルギーを脂肪に換えやすい
血管に入ったアルコールはすぐに肝臓で水と二酸化炭素に分解されます。
この時の肝臓は、通常の代謝の機能よりもアルコール分解の解毒作業に集中します。その分解過程で実は中性脂肪の合成を促す酵素も発生させてしまいます。必要以上にアルコールを摂取した場合、エネルギー摂取量が消費量を上回り、肝臓の代謝機能が追いつかず中性脂肪として体内に蓄えられてゆきます。
しかもアルコールは中性脂肪の分解促進させる酵素の働きも弱めてしまいます。
その為、体内には分解されずに中性脂肪が蓄積してしまうのです。アルコールが中性脂肪値を高める理由には、こういった背景があります。
毎日飲み続けると休む暇が無くなってしまうので、改めて、休肝日を設ける必要性が分かりますね。
ビールを飲むと身体がむくみやすい
これはビールに限った話ではないですが、アルコールを飲んだ時、人体はアルコールを分解するために沢山の水分を必要とします。沢山飲めば飲む程、体内の水分を分解に使おうとするため、脱水症状(血管内脱水と言います)を起こしてしまいます。
この状態が起こると、血液の濃度が高くなるために、身体が正常な状態に戻そうと水分を過度に送り込みます。このようなサイクルで、飲んだ翌日に身体がむくんでしまうというわけです。
また、アルコールは身体のミネラルを排出させてしまうので、これがむくみの一因になるとも言われています。
毎日ビールを飲んでいる人がノンアルビールで3ヶ月過ごしてみると

冷蔵庫の中に冷え冷えの缶ビールをストックし、毎日の晩酌として缶ビール1本(350ml)の楽しみにしている方も多いでしょう。
しかし、体型や身体の健康も気になりだし始めているのであれば、晩酌の缶ビールを3ヶ月間、ノンアルコールビールに変えてみてはいかがでしょうか?
一体どれくらいの変化があるのか、話を分かりやすくするため単純な式にして考えてみます。
まず、前述のカロリー表からビールをノンアルコールビールに変えた際のカロリーの差を出します。
そのカロリー差は約168kcalです。
- カロリーの計算式: 168kcal × 1(本)× 90(日)= 15120kcal
また、1kgの体脂肪を消費する為に要するエネルギーにはおおよそ7200kcalの消費が必要と言われています。
- 体脂肪の消費: 15120kcal ÷ 7200kcal = 2.1kg
あくまで単純計算ですが、カロリー計算の観点から考えてみても、3ヶ月間ノンアルコールビールに置き換えるだけで体脂肪が2.1kgも減る可能性があります。
加えて「ビールっ腹の原因はビール自体のカロリーではなく、ビールを飲むことによる食欲増進」とも言われているので、実際にはもっと効果が期待できると思います。
とら自身も、約3ヶ月飲み続けて効果を実感。
冒頭でも書きましたが、とらがダイエットのために選んだノンアルコールビールはドイツ産のノンアルコールビール「ヴェリタスブロイ」です。

味 | ★★★★★ |
のどごし | ★★★★★ |
泡 | ★★★★★ |
ヘルシー度 | ★★★★ |
お値段(安さ) | ★★★★★ |
ヴェリタスブロイはカロリーゼロのノンアルビールではありませんが、それでも約30カロリーと通常のビールと比較すれば圧倒的にカロリーが少ないことは間違いありません。また、国産のゼロカロリーノンアルコールビールでよくある人工甘味料も一切使用していない、純粋に麦芽から作られたノンアルビールです。
ダイエットは「続ける」ことが何よりも大切。という意味で、ノンアルコールビールのおいしさも非常に大事です。
その点、ヴェリタスブロイは「これが本当にノンアル?」と疑うほど本物のドイツビールに近い味がします。
毎日の満足度をちゃんと確保するという意味でも、おすすめのノンアルコールビールなんです。
毎日体重を計測していたわけでないのですが、とら自身もノンアルコールビールに変えてからダイエット効果を感じ始めたのは、大体3ヶ月位経った頃でした。
とらの場合は体重減よりも、内臓脂肪をたっぷり溜め込みぽっこり膨らんでいたビールっ腹がへこんだのが、禁酒してみて良かったことです。
ノンアルコールビール+ダイエット茶でメタボ知らずの身体に

さらにもう一つ、とらが実践して大成功した飲み物ダイエット法も紹介しておきます。
ノンアルコールビールのダイエット効果に味をしめたとらは「普段の飲み物を代えることで、生活スタイルを変えることなく楽にダイエットすることができないか?」という点に目を付けたのです。
完全な手前味噌ですが、この着眼点は本当に秀逸でした。
ビールの次にとらが改革を決めた飲み物が「普段飲んでいるお茶」でした。
毎日飲んでいるビールをノンアルコールビールに変えただけでこれだけダイエットできたのだから、普段飲んでいるお茶をダイエット効果の高いお茶に変えたら、よりダイエット効果が促進されるのでは?と思ったのです。
とらの家の冷蔵庫には、普段は麦茶かブレンド茶が入っています。季節に応じてルイボスティーやたんぽぽ茶なども。妻のひつじさん含めて、我が家は無類のお茶好き家族なので、他の家庭よりはラインナップが豊富です。
お茶というのは、どのような茶葉を使ってもカロリーは概ねゼロです。なので、カロリー意外でダイエット効果が高いお茶を選ぶというのが、今回の趣旨になります。
お茶好きの我が家ですが、これまでダイエット茶と呼ばれるものには特に手を出したことがありませんでした。
そんなわけで、いつものようにインターネットの海をかき分けおすすめのダイエット茶をリサーチしてみたわけですが、そこで出会ったのが「メタボメ茶」でした。
調べていく中で、お茶ダイエットで重要な役割を占めるのは「プーアル茶」であることが分かりました。なぜ、プーアル茶がダイエットに効果的かというと、脂肪分解・吸収効果が高いためです。
プーアル茶は緑茶や烏龍茶と同じ茶葉からできていますが、それらのお茶よりも発酵が進んでいて、そのために脂肪分解酵素リパーゼ・重合型ポリフェノールといった脂肪分解成分が豊富に含まれています。
このプーアル茶をそのまま飲んでも良いのですが、ビールやコーヒーなど「苦味」が好きな男性向けに、黒豆・烏龍茶・杜仲茶をブレンドしてつくられたのが「メタボメ茶」です。
メタボメ茶の名前の由来は「みんなが美味しいとベタボメ」と「メタボとさよなら!」という2つの意味が含まれているそうです。とらもメタボメ茶を飲んでいますが、すっきりと香ばしい味わいで、名前負けしていないおいしさだとお世辞なしで思いました。
たしかに、苦味が好きな中年男性向けによく味をカスタマイズしているなと感心します。
とらがメタボメ茶を飲み始めたのは、ノンアルコールビール生活に切り替えてから4ヶ月後あたりです。メタボメ茶を飲みはじめて、そこから約2ヶ月で体重は3キロ程度減り、お腹周りはさらにスリムになりました。服の上からでも、明らかに一回りスリムになったことが分かる位にまで絞れたので、ちょっと感動しました。
特に運動や食事制限をしていたというわけではなく、単純に普段の家で飲むお茶をメタボメ茶に代えていただけです。(水筒で持っていくのは面倒なので、会社では普通のお茶やジュースを飲んでいました。)
メタボメ茶(プーアル茶)は期待できる効果が「脂肪分解」なので、お腹周りに内蔵脂肪を溜め込んだビールっ腹には、まさに効果テキメンというわけなんですね。
お手軽にできるダイエット方法で、本当におすすめです。ノンアルコールビールでダイエットをしようと検討している方は、ぜひ合わせてメタボメ茶も試してみてください。
内蔵脂肪分解に効果のあるメタボメ茶(お試しセット)はこちらから購入できます。